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できない私を、見抜かれる時間
By: マタタイ
Post Date: 2025/5/22 22:09
成果主義。合理主義。 愛想笑いひとつなく、任務を淡々とこなす―― それが彼女のポリシーだった。 その夜も、気づけば終電を逃していた。 珍しくグラスが進みすぎて、その後の記憶は曖昧だ。 薄暗い部屋。 革の感触。 手足が動かない。 「……?」 見知らぬ器具。自分の荒い息づかい。 抗う間もなく、何かが始まっていた。 「……ん、んぅ……っ、ふ、く……っ」 他人に“操作”される側になるのは初めてだった。 命令、拘束、従属―― 羞恥よりも、不思議な安心がそこにあった。 自分がMだとは思っていなかった。 支配されることで、これほど楽になれるとは。 完璧である義務から、そっと解き放たれた夜。 静かで濃密な時間が、 彼女の「制御された強さ」の奥に眠る欲望を目覚めさせていく。
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サンプル:https://prompt-com.com/ja/p/e680b0db-6265-4e94-8818-80f61b753ff4 週1~2回のペースで作品をアップしています。 主に大人向けのシチュエーションをテーマにしており、調教や拘束など、フェチ要素の強い内容をメインに描いています。 よろしくお願いします。