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【全部乗せ】奥様は、今宵も地下に
By: マタタイ
Post Date: 2025/7/1 04:27
月の照る庭園に、革の衣が肌の光沢と重なり合っていた。 それは誰の視線も避けることのない、露わな意志のかたち。 彼女はその場に立ち尽くし、ただ、命じられるのを待っている。 唇の端に残る粘り気と香りが、 すでに“何か”が行われた後であることを物語る。 手首と足首は黒革の拘束具に包まれ、 目元には分厚いアイマスクが深く喰い込んでいた。 さらに、口元はすでに、ボールギャグで閉ざされている。 「……っ、んぅ……っ……」 目も、言葉も奪われた身体が、わずかに揺れる。 空間のすべてを、肌と息遣いだけで感じ取っていた。 頬をなぞる指。 首筋を伝う吐息。 どこに触れられるかもわからぬまま、 彼女の身体は、敏感に波打っていく。 「……ふっ、ぅ、ん……」 唇にふれたものを迎え入れ、 腰をなぞられながら、奥深くへと導かれてゆく。 革が擦れ、拘束が軋むたび、 その身は声にならぬ快に震えた。 「……むぅっ、っ……んっ……!」 絶頂の一瞬、彼女の全身がきつく縛られたまま、 波に持ち上げられ、音もなく崩れてゆく。 かつて完璧に整えられていた髪。 澄んだ眼差しも、支配する品位も、今はもう見えない。 あるのはただ、命じられるままに悦びを深く刻まれる―― 一人の女としての、剥き出しの彼女だけ。
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サンプル:https://prompt-com.com/ja/p/e680b0db-6265-4e94-8818-80f61b753ff4 週1~2回のペースで作品をアップしています。 主に大人向けのシチュエーションをテーマにしており、調教や拘束など、フェチ要素の強い内容をメインに描いています。 よろしくお願いします。