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【全部乗せ】 縛られ、奏でられる身体
By: マタタイ
Post Date: 2025/7/7 09:48
艶のある黒のビスチェとストッキング。 その衣装に身を包んだ瞬間から、彼女はもう「淑女」ではなかった。 脚に這うレースの縁が、動くたび微かにきしむ。 けれどそれさえ、奉仕の始まりを告げる合図のように響いていた。 与えられた拘束は、拒むためではなく従うためのもの。 その身体は、相手の欲と調律に沿う“器”として整えられていく。 「……んっ、ふ……っ」 口を塞がれたまま、小さく喉が揺れる。 艶を纏った唇が“受け入れる”たび、 深部に灯る熱が、夜の静寂をじわじわと溶かしていく。 相手を満たし、相手に満たされる―― その循環のなか、彼女の“本分”は確かに育っていた。 「ん゛っ……ふっ、ん……ぅ……っ」 くぐもった声が、ひとつのリズムのように夜へ染み込んでいく。 背が弓のように反り、瞼の奥に光が走ったとき、 彼女の意識は、またひとつ奉仕の快へと沈んでいった。 今宵の彼女はもう、奏でる側ではない。 ただ、奏でられながら“夜”を終えていくために存在していた――。
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サンプル:https://prompt-com.com/ja/p/e680b0db-6265-4e94-8818-80f61b753ff4 週1~2回のペースで作品をアップしています。 主に大人向けのシチュエーションをテーマにしており、調教や拘束など、フェチ要素の強い内容をメインに描いています。 よろしくお願いします。