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【全部乗せ】 披検の副官
By: マタタイ
投稿日: 2025/7/7 09:58
白の軍服は、すでに預けられていた。 代わりに与えられたのは、白く透明な感応スーツ。 隠すのではなく、記録するための衣――それが今日の“制服”だった。 足元から延びた接続コードが、静かに起動音を立てる。 診察台に似せられた装置が、彼女の四肢をゆるやかに固定していく。 「――準備完了。触診フェーズ、開始します。」 目元には不透明な遮光帯、口元には声を奪う猿轡。 光と声を奪われたまま、彼女はただ、感覚の中で応えていた。 触れるのは“手”ではなく、観察と測定を目的とした機構。 けれど、その動きは、ただの検査ではあり得なかった。 「……ん゛っ……、ぅ、……ふ、ぁ……っ」 触診と称した操作ののち、 器具は深く沈み込み、律動を持って彼女を試しはじめる。 それでも彼女は、耐えていた。 命令されるまでは、絶対に果てぬと決めていたから―― だが、その意志さえ、感度に塗り替えられていく。 熱が満ち、背が反るたび、猿轡の奥からくぐもった声が零れる。 「……ふ、んっ……ぁ……っ……ぅ……」 そしてついに、その身体は決壊した。 意識の奥で、快感が静かに弾けていく。 拘束はまだ解かれないまま、 彼女は深い呼吸を繰り返しながら、余韻に沈んでいた。 今日の記録は、ここまで。 だが、儀礼はまだ、終わっていない。
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サンプル:https://prompt-com.com/ja/p/e680b0db-6265-4e94-8818-80f61b753ff4 週1~2回のペースで作品をアップしています。 主に大人向けのシチュエーションをテーマにしており、調教や拘束など、フェチ要素の強い内容をメインに描いています。 よろしくお願いします。