ギャラリー
クールダウンの隙間に
By: マタタイ
投稿日: 2025/5/14 06:29
汗を流し、身体をほぐし、心をほどいていた―― ただそれだけの、ありふれたクールダウンの時間。 けれど、ロッカーの奥に忍び寄る気配に、彼女はまだ気づいていなかった。 鍵をかけられたロッカーの中、 縛られた手首、上げられた脚、開かれたままの姿勢。 逃げるでもなく、拒むでもなく、 トレーニングで緩んだ心身が、そのまま拘束に馴染んでいく。 「……んむぅ……っ、ふ……うくっ……」 口を塞がれ、声も奪われたまま、 それでも胸の奥に残る熱は、静かに、確かに、膨らんでいく。 ――これは罰でもなく、快楽だけでもない。 求められたから応える。ただそれだけの、誠実な奉仕。 汗の香りと、わずかに震える吐息のなか、 ロッカーの中で、ひとつの「祓い」が今日もまた静かに終わる。 夜はもうすぐ、静けさの中に沈んでいく。
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🔥現在、某所にアップしていた作品をこちらに複製しています🔥 週1~2回のペースで作品をアップしています。 主に大人向けのシチュエーションをテーマにしており、調教や拘束など、フェチ要素の強い内容をメインに描いています。 よろしくお願いします。