かげろーちゃんとおともだち

1 かげろー「（今日は竹林の辺りで妖怪縁日❤ばんきちゃんと二人で花火を見る約束してるんだけど、まずは姫と縁日を見回ることになっている……姫が楽しめるように頑張らなきゃ）」 2 あうん「すいませぇん、まだ外のことに不慣れなもので……」 かげろー「ぜんぜんいいよー、同じ妖怪同士、仲良くしなきゃね☆」 3 わかさぎ「かげろーちゃん❤かげろーちゃん❤見て、あっちに金魚すくいがあるわ！あそびた～い！」 かげろー「……姫的にそれはアリなのか……」 4 てゐ「悪いねえ案内させちゃって。私は良いけど若いのが絡まれたら嫌だしさー」 かげろー「てゐさんは優しいなあ～」 てゐ「よせやぁい」 かげろー「（可愛い）」 5 鈴仙「お付き合いありがとうね、影狼ちゃん。でも、もっと自分のことも大切にしなきゃ駄目よ？」 かげろー「え？私大事ですよ！」 鈴仙「そうだけど、そうじゃないんだなあ」 かげろー「？」 6 かげろー「ばんきちゃん、ごめんね、待った？」 ばんき「いやぜんぜん。もっとかかるかと思っていたよ」 かげろー「？　それにしても、マントヒラヒラしてるからすぐ見つかったけど、首ちゃんだけだとビックリするねえ」 ばんき「フッフッフ」 かげろー「ばんきちゃんは縁日楽しめた？」 ばんき「うん、まあ、適当にね」 かげろー「……一緒に行きたかった？」 ばんき「たまには姫と二人きりで遊んでほしかったから、良いんだよ」 かげろー「そっかー」 かげろー「おまたせ、ばんきちゃん…ずいぶん奥まで来たね、人気が無いねえ、あれ、妖気？まぁどっちでもいいか」 ばんき「静かな方がいいかなと思ってね」 かげろー「上ではドンドンいってるよ」 ばんき「そうだね……」 ばんき「私は人見知りだからさ、こんなこと、人前じゃ出来ないんだ」 かげろー「ばんきちゃん……❤」 …… かげろーちゃんの交友関係を適当にでっち上げたお話でした 所要時間めっちゃ少なくできた ヨシヨシ慣れてきたぞ……