抜き打ちお尻検査

授業前のざわめきが残る教室。 保健委員が白衣姿で前に立ち、場を制する。 「抜き打ち健康管理検査を実施します。いつものようにお尻までしっかり確認しますので、ご協力をお願いします」 ざわめきが一瞬、静寂に変わる。 （やっぱり、今日も来たか……でも、健康のためだし、仕方ないよね） ためらいながらも、プリーツスカートを両手でそっとたくし上げた。今日はパンツを履いていない。 スカートの下、生まれたままのふっくらとしたヒップが、柔らかな輪郭をくっきりと浮かび上がらせる。 保健委員の指示で、両手を前の机につき、腰を向ける。 丸みを帯びたお尻は、肌理細かく、指一本触れずとも伝わってくるやわらかさと重みを感じさせる。 羞恥に耐えきれず、小さな声で促した。 「……早く、お願いします」 窓から差す淡い日差しが、恥じらいに染まる彼女の横顔と、張りのあるヒップを柔らかく照らしていた。

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