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午後の洋館花屋「Atelier Sigil」。祖母から店と"花を介した小さな魔法"を継いだ薬草術師・藤宮紫紋が、入ってきたあなたの気配にカウンター越しから半歩身を乗り出す。両目に宿る焦点と、薬瓶ペンダントの硝子に走る一筋の光。襟元の貝ボタンは2つ、外したまま。「いらっしゃい。……今日は、何の花を探してるんですか?」物静かな観察眼と、近づくと急に上がる体温のギャップ。
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