魔女と弟子

1 ふらん「ねぇお師匠様（マエストロ）、小悪魔には教えて大悪魔の私に教えないことがあるのは変じゃない？」 ぱっちぇ「不肖の弟子（アプレンディスタ)）よ、お前に教えたりないことなど何もないわ。小悪魔は足りないからこそ補ってやっているのよ」 2 ふらん「そうやってまた煙に撒く。そんなに私、魅力がないかしら？」 ぱっちぇ「師弟とは一線を越えないものよ、不肖の弟子よ」 3 ふらん「……お姉様にはいくらでも分け与えているくせに」 ぱっちぇ「ソレ解っててまだ誘惑するの？ 確信犯の酷い悪魔ねえ」 4 ふらん「だって悪魔だもの。魔女はサバトの誘いを断らないものよ」 ぱっちぇ「……しかたないわねえ……けど弟子よ、果たしてお前は私に嵌まらずにいられるかしら」 …… ぱっちぇさんの血はたぶんおいしい